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神奈川県民ホールは優れた文化施設だ

神奈川県民ホールに行ってつくづく思ったのは、神奈川県民がうらやましいということだ。神奈川県というところは、実に文化を大事にしているところなんだなって。最近は埼玉だとか千葉にも、大きくてしゃれた施設ができているけど、神奈川県民ホールは1975年にできたそうだから、他の県よりも何年も先に行ってるって感じがする。神奈川県民ホールは立地環境に恵まれているというのもある。港町横浜が近くにあるので、横浜港を望む山下公園や中華街などそれだけで観光地として成り立つ素養があるのだから、それを活かして集客しないのはもったいない。神奈川県民ホールは当時全国屈指の大型文化施設として建設され、音楽では世界で活躍するアーティストを中心に充実した公演を開催してきた。音楽のみならず、舞台芸術や美術も親しませてくれた。神奈川県民ホールはこの恵まれた立地を充分に活かしているというわけだ。1975年にそこまで施設の「使い方」を考慮して建設されたのは、箱だけ作って結局使えないなんてことばかりやってる日本の行政の中では、きわめて優秀にみえてしまう。

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神奈川県民ホールの中身は

神奈川県民ホールの座席表を見ると、そこからも充分に先のことを考えて設計されたのがよくわかる。大ホールの座席表を見ると、全部で2,488人分収容できるが、オペラでもバレエでも、クラシックコンサートでもロックコンサートでも、神奈川県民ホールなら、すべての席で最高の音響と臨場感を体験できる。神奈川県民ホールはホールが2つもあるのが特徴だ。もうひとつのホール、小ホールの433の座席表も、同様に細かいところにまで配慮された設計だ。舞台にはパイプオルガンが設置され、こちらもあまねくすべての席で講演を堪能できるようになっている。この2つのホールがあるので、神奈川県民ホールではいつもさまざまな公演が開催されている。オペラやバレエ、クラシックコンサートやロックコンサートのほかにも、演劇にミュージカル、お笑いに演芸、ダンス舞踊やパイプオルガン、国内外ポップス、ジャズ、演歌、展覧会に発表会、それにビジネス講座など、実にさまざまだ。

神奈川県民ホールは帰りも楽しい

神奈川県民ホールはまた、公共施設らしく会議室も用意されている。窓から横浜港を見ながら研修を受けられるなんて、なんとも贅沢な研修だ。神奈川県民ホールは、施設の規模に比べて、駐車場は大きくない。屋内が65台、屋外で19台しかない。なので、神奈川県民ホールに行くときにはなるべく電車やバスを利用したほうが良い。神奈川県民ホールへの電車やバスでのアクセスは、一番近いのはみなとみらい線日本大通駅で徒歩約6分。次に近いのが、JR根岸線・市営地下鉄関内駅から徒歩約15分だ。神奈川県民ホールはこれだけアクセスの良い恵まれた立地にあるのだから、わざわざ車で行くところではないだろう。車でなんか行ったら、公演の帰りに一杯飲めない。あまりお酒は飲めないという人でも、神奈川県民ホールはせっかく横浜中華街が近いのだから、おいしい中華でも食べて、ほろ酔い気分でのんびり電車に揺られて帰りたいものだ。公演後のお楽しみは中華街だけではない。季節の良い時は山下公演でボーっと海を見ても良いし、関内でショッピングを楽しむこともできる。

Copyright © 2008 神奈川県民ホール万歳